河口湖だより




河口湖だより令和4年8月号


合掌ありがとうございます。今年は平年よりも早く各地で梅雨が明け、猛暑日のニュースが報じられていますが、いかがお過ごしでしょうか。この原稿は六月末に書いていますが、富士河口湖練成道場も暑い日が続いています。境内地の菜園では、先月植え付けた各種の野菜が勢いよく育ち、菜園管理に携わる道場員も額に汗を流しながら頑張ってくれています。

富士河口湖道場では、道場所有の菜園(約一〇アール・一反)と、地元の農家から管理を依頼された菜園(約二〇アール・二反)の合計約三〇アール・三反)の菜園を管理しています。七月からそれらの菜園では、ジャガイモ掘りとホウレンソウやキャベツに白菜などの野菜の収穫が始まります。コロナ禍のために練成会は中止していますが、近隣教区の信徒の皆さまによるジャガイモ掘りなどのイベントが七月に予定されています。さらには収穫前にも、菜園の除草などのために道場を訪れ、私たち道場員と一緒に楽しみながら、菜園管理に汗を流しています。収穫のイベントで子供たちが喜びはしゃぎながら、野菜を収穫する姿を想像するだけで、私たちも嬉しくなります。子供たちの喜ぶ姿が、暑い中で菜園管理にいそしむための原動力になっています。

また、境内地の花壇では、昨年の秋から育てられていた花が除去されて、マリーゴールドやサルビアなどの花に植え替えられました。その花苗は、富山県の花を育てる農家の方が、毎年準備をしてくださっています。今年も富山県まで道場のトラックを運転して行って、約八〇〇株の花苗を運んできました。そうやってにぎやかになった花壇を見て、散歩される近所の方々が足を止めて称賛の声をかけてくださいます

私たち素人にとって地元で生活される農家の人々の声は、大変勉強になり教訓となります。以前、「菜園には、毎日足を運び、手をかけることを怠ってはならない」ということを地元の方から教わりました。それ以来、私もできるだけ実行するように心掛けています。

さて、『人類同胞大調和六章経』が発売されました。この経本には、「世界平和の祈り(新バージョン)」と生長の家の平和に関する祈り六篇が収録されています。富士河口湖練成道場の早朝行事においても、『万物調和六章経』と隔週で拝読してまいります。どうぞ、心を合わせて、世界の平和が一日も早く来るように、祈りの誠を捧げてまいりましょう。



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