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●人間・神の子、罪本来なし
 生長の家の教義は「唯神実相哲学」(ゆいしんじっそうてつがく)とも呼ばれ、その中心思想は「タテの真理」と「ヨコの真理」に大別できます。「タテの真理」とは、人間は本来、神の最高の自己顕現であり、如来であり、無限の生命、無限の知恵、無限の愛、その他すべての善徳に満ち満ちた久遠不滅の存在であり、これが人間の実相(本当のすがた)であるということです。従って人間の原罪を否定し、罪の存在を否定します。そしてキリストだけでなく、すべての人間が神の子であることを認めます
(神の子とは、人は神と一体であって神と同質、同等の全知全能完全円満自由自在の存在であると言う意味であります)。


物質なし、肉体なし、現象なし
 私たちが五官で感じている現象世界(物質及び肉体も同様なのですが)は「本当にあるように見えていても確固たる実体が無くご自分で心の波を起こして、ある条件の元に仮にそう感じているのであります」この事は悟った人には至極あたりまえの事なのですが、一般的には、とんでもない事に聞こえるでしょう。しかし、この事が本当に直感、実感できると、全ての執着から自然と離れる事ができ「解脱」「悟り」への第一歩となるのです。
(この事はお釈迦様も般若心経で同じように説かれています。)

●環境は心の影(心の法則)
 「ヨコの真理」とは、現象界(現実の世界)は唯心所現の世界であり、心に従って自由自在に、貧でも、富でも、健康でも、不健康でも、不幸でも、幸福でも現すことができるということです。従って真理を知り、実相の完全さを信じてこれを観ずるなら、一切の不幸や病は消えて、完全な至福の世界が顕現することを明らかにし、そのための原理を「心の法則」として解明しています。

●万教帰一
 また「タテの真理」「ヨコの真理」とともに重要なのは、「万教帰一」の真理です。すべての正しい宗教は本来、唯一の神(創造神)から発したものであり、時代や地域によってさまざまな宗教として真理が説かれましたが、それらはすべて本源の神の救いの光線であり、すべての正しい宗教は、その根本において一つです。これを理論的に明らかにするだけでなく、それぞれの宗教が、その始まりにおいて持っていたみずみずしい力を復活させ、現代に生きた真理として蘇生させています。





●宗教法人として初めてISO14001認証取得

 宗教法人「生長の家」(代表役員 磯部和男)は、平成13年7月19日、本部事務所(東京・原宿)および生長の家総本山(長崎県西彼杵郡)において、環境マネジメントシステムの国際規格である「ISO14001」の認証を取得いたしました。

 これは、平成13年7月18日に開かれた当法人の審査登録機関である財団法人ベターリビング(BL-QE)の認証登録判定委員会により認められたもので、“宗教法人”のISO14001の取得は日本で初めてであり、世界でも宗教団体としての取得は他に確認されていません。

 生長の家では、早くから生長の家創始者谷口雅春先生、前総裁谷口清超先生が公害問題について警鐘を鳴らされていました。また、近年は生長の家総裁谷口雅宣先生が、著述や各種の講話の中で、環境保全の必要性を強く呼びかけておられます。また、先生ご自身が日常生活において、環境に与える負荷を少なくする生き方の範をお示しくださっています

 総裁先生のご指導のもと、生長の家の各事業所においても環境に対する意識を高め、省エネルギーに努めるなど環境負荷の低減に取り組んでまいりましたが、生長の家総裁谷口雅宣先生のご提唱により、2000年度(平成12年度)の 生長の家の運動方針に先ず宗教法人「生長の家」の本部事務所と総本山の「ISO14001」認証取得への取り組みが掲げられました。この実現のために、職員が一丸となって取り組んでまいりました結果、平成13年7月19日に認証を取得いたしました。

 その後、平成13年度キックオフ(平成13年度取り組み開始、平成14年7月認証取得)10事業所、平成14年度キックオフ6事業所、平成15年度キックオフ13事業所 、平成16年度キックオフ8事業所と段階的に取り組み、認証取得事業所も年々増加しており、平成17年7月時点の認証取得全事業所数は39事業所となっています。





宗教法人「生長の家富士河口湖練成道場」は、富士・箱根・伊豆国立公園内、標高約870mの高原地帯に位置し、眼前には雄大なる霊峰富士を仰ぎ見る自然環境に恵まれた施設です。
 昭和38年6月11日、第1回神性開発一般練成会開催に始まり平成18年 5月現在515回 を重ね、現在では各種の練成会を含め毎月3回から4 回のペースで練成会を開催させていただいております。合宿形式で真理の研鑽ができる練成会により、多くの人々に愛と希望を与え、真理による魂の救済をもたらす、生長の家の目指す人類光明化運動の拠点となっております。
 建物は、初め信徒の磯村得弥氏が流石病院の建物を購入、練成道場として使用、その後生長の家本部練成道場(東京都調布市飛田給)の建材を移築、昭和42年10月12日生長の家創始者谷口雅春先生をお迎えして捧堂式を開催、現在に至っています。
 昔ながらの木造建築の講堂や宿舎は温かみがあり、その家庭的な雰囲気のもと、真理の研鑚に訪れる人々が後を絶ちません。。