河口湖だより




河口湖だより令和4年6月号

合掌ありがとうございます。新緑鮮やかに芽吹き、春の陽気に包まれて爽やかな時節、時折、汗ばむ初夏の気温と肌寒さを感じる日もあり、体調管理に気をつけながら、富士河口湖練成道場の菜園では、野菜の植え付け・種まきに精を出す道場員たちの明るい声が響き渡っています。そして境内の花壇には、チューリップとパンジーやビオラの花が咲き誇り、道行く人々が足を止めて讃嘆の声をかけていかれます。特にこの原稿を書いている4月末の時期は、残雪の真っ白な姿でそびえ立つ雄大な霊峰富士と新緑鮮やかな山々、湖畔に咲き誇る花々に人々が引き寄せられて、富士河口湖町が一年の内で最も多くの観光客でにぎわう季節でもあります。境内地の菜園では、先月植え付けたジャガイモが奇麗に芽を出し、皆さまと楽しくジャガイモ掘りができることを、待ち望んでいるように感じます。全ての野菜が土を割って芽を出す姿を見ていると、私たちに、困難に打ち勝って伸び出でる生命力の素晴らしさを教えてくれているようです。私は毎日、菜園に足を運んでいます。そこで展開される野菜の成長を見て、内在する自らの生命力の素晴らしさを教えられています。自然と共に生きる時、自然は、私たちに愛と勇気と力を与えてくれることを確信致します。さて先日、谷口雅宣先生の動画「【九折スタジオから(82)】 ウクライナに平和を(4)」(二〇二二年四月二十一日配信)を道場員と共に視聴いたしました。この動画の中で総裁先生はウクライナ語とロシア語の共通点を示され、「共通点があってもそれを見ないで違うところに注目すると、大変な対立を起こす」「一番の共通点はどんな人々も皆、神の子であるということ」「さらにいろいろな言語によっても伝えていくことが必要」という内容のお話をしてくださいました。 富士河口湖道場においても「人間はみな神の子」の御教えを学び実践する中、  総裁先生が発表くださった「世界平和の祈り(新バージョン)」を実修し、世界の平和が一刻も早く来るようにとの祈りの誠を捧げて参ります。  なお、富士河口湖道場では新型コロナウイルス感染拡大防止のため、九月末まで練成会は  中止の予定です。ただし、ネットフォーラム等は開催いたします(詳細は23頁に掲載している予定表をご参照ください)。どうぞ、ご参加ください。



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