河口湖だより




河口湖だより令和4年3月号


合掌ありがとうございます。富士河口湖町では、連日晴天が続いています。しかし朝夕の冷え込みは厳しく、この原稿を書いている一月末の時点では、氷点下の日々が続いています。河口湖は一面に薄氷が張るような状態です。北海道や東北の日本海側や北陸では連日大雪のニュースが報じられています。雪国の皆さまには心からお見舞い申し上げます。一昨年から新型コロナウイルス感染症のために世界中が混沌として翻弄されて、今年で三年目に入りました。富士河口湖練成道場でもコロナ感染拡大防止のために、予定されていた全ての練成会等を中止しています。練成道場で練成会が行われないのは、寂しいことですが、一方で練成会に代わる行事として、早朝行事のライブ配信や行事のネット配信が盛んに行われています。参加者も増えてまいりました。生長の家総裁・谷口雅宣先生は、「二〇二二年 新年のメッセージ」で「人々の神性・仏性を引き出そう」と題して次のようにご指導下さっています。ところで、新型コロナウイルス感染症の世界的蔓延は、私たちに〞悪いこと〟ばかりをもたらしてはいません。便利優先で浪費とムダを生み出す社会・経済システムが機能しなくなったことで、私たちは少ない資源や不便な生活の中にも価値を見出し、喜びと楽しみを味わう方法がたくさんあることを発見したのではないでしょうか? 親しい人々と直接会って話したり遊んだりできなくても、電子メールやSNSを活用して、より広範囲の人々との交流ができた人が多くいると聞きます。(後略)富士河口湖道場でもライブ配信を通して、多くの人たちと新たな交流ができるようになりました。感染拡大が収まらない現状からは、練成会などの行事がいつ再開できるか分かりませんが、ライブ配信で交流が広まった人たちが、富士河口湖道場に足を運んで下さるようになると信じています。澄み切った青空の下、目前に雄大な姿を浮かべる霊峰富士を毎日拝みながら、私たち道場員は屋外での献労等に勤しんでいます。そしてこの素晴らしい景観を多くの人々にも味わっていただきたいと念願しています。練成会を再開した際には、皆さまのお越しを心からお待ち申し上げております。



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