河口湖だより




河口湖だより令和4年10月号


暑さ寒さも彼岸までと申しますが、今年の暑さもどうやら峠を越えたように感じます。

はじめに、参議会決定(九月七日)を受け、富士河口湖練成道場の練成会は来年三月度まで中止とします。練成会が開催されない期間が続いていますが、コロナ禍が終息し、皆さまと元気に再会できる日が来ることを心から祈ります。

さて、道場では野菜の収穫と除草作業に追われています。先日は近隣の養心女子学園(現在、休校)の施設で、生い茂る雑草の草刈りを行いました。開校当時、多くの女子生徒がいてにぎやかだった頃が懐かしく思い出されました。刈払機で伸びた草を刈り、周囲の塀に絡んだツタを手で取り去り、植木を剪定してすっきりしました。施設管理が大切なことを実感します。

また、このたび富士河口湖道場では、『ウクライナの平和を祈る「絵馬」』掛けを作成し、道場玄関横に設置致しました。この「絵馬」の頒布金の半分は、ウクライナへの緊急支援のため寄付されます。この絵馬のデザインはウクライナの民話『てぶくろ』がモチーフとなっています。『てぶくろ』には、〞異質な者を受け入れて仲良く共存する〟という考えが表現されています。この『てぶくろ』の物語の背後にある調和の精神を思い起こし、その精神とウクライナの平和を重ね合わせ、絵馬にメッセージを書いて祈りましょう。

そして総裁・谷口雅宣先生は、「世界平和の祈り(新バージョン)」を次の通り、ご指導くださいました。

神の無限の愛、吾に流れ入り給いて/吾において愛の霊光燦然と輝き給う/その光いよいよ輝きを増して/全地上を覆い給い/すべてのウクライナ*1の人々の心に/すべてのロシア*2の人々の心に/そして、世界のすべての人々の心に/愛と平和と秩序と/中心帰一の真理を満たし給う(後略)

 (『人類同胞大調和六章経』より)

私たち道場員は、日々この「世界平和の祈り(新バージョン)」を厳修し、一日も早く戦争が終結し、ウクライナの人たちに平和が訪れることを心から祈っています。

*1、*2 『前掲書』には「国名は、状況に合わせて言い換える」と記載されています。


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