河口湖だより




河口湖だより令和4年1月号

新年、明けましておめでとうございます。昨年は新型コロナウイルス感染症のために世界中が混沌として、翻弄された一年でありました。富士河口湖練成道場でもコロナ感染拡大防止のために、予定されていた練成会などを中止して対応致しました。一方で練成会に替わる行事として、早朝行事や諸行事のライブ配信が盛んに行われ参加者も増えて、好評をいただいています。

今年度運動方針でも「インターネット」を活用して“新しい文明”の基礎作りを前進させようと示されています。

河口湖道場では、自然に恵まれた利点を生かし、PBS活動に、感染防止対策を徹底した道場員全員で取り組めるように「一斉献労日」(一斉に献労をする日)を設けるなどして、三正行に徹して楽しく実践しています。

『聖経 真理の吟唱』には、

(前略)私たちは毎日少なくとも一回は神想観を実修し、自己の実相を見詰め、実相の神智の導きに随順して、人類のため、国家のため、社会のために尽くすとともに、家族すべての人々の魂の向上と生活の繁栄とのため、生き甲斐ある生活を営むことを神に誓い奉るのである。(後略)      (同書、七八頁、「実相の叡智を喚び出す祈り」より)

と、示されています。この世で生きる全ての生物は神の叡智によって生かされているのですから、生長しながら生きています。

最近、新型コロナウイルスは、デルタ株やオミクロン株などに変異して、私たちにさらなる恐怖を与えています。しかし、「神の子」である人間は、それ以上の生命力を与えられています。この肉体の奥に、物質の奥に、存在する霊妙きわまりなき叡智者こそ、私たち人間の実相なのです。あらゆる困難を乗り越え、それを力として生長してきた「神の子の本質」に目覚めて、さらなる躍進をしてまいりましょう。コロナ禍を好機として、元気を充電して自然との一体感を深め、行動して汗を流し、無我献身の生活に邁進するとき、生きる喜びが湧いてきます。総裁先生は「(前略)神様は、私たちが喜びを得る道具として肉体を与えてくださったのですから、それを活用しないといけません」(『“新しい文明”を築こう 中巻 実践篇「運動の具体的展開」』〈監修谷口雅宣〉、九六頁)とお示しくださり、自らも日々実践されています。


のページの先頭へ