河口湖だより




河口湖だより平成31年4月号

梅の花の香りに包まれながら、桜の芽も膨らんで、春の訪れを肌に感じる今日この頃でございます。河口湖道場境内地の花壇に植えられたパンジーやビオラの花も、一斉に冬の眠りから目覚めて、可憐な花を咲かせて、道行く人の目を楽しませています。その株間には、チューリップの芽が萌え立ち、例年より早い花咲となるのではないかと楽しみにしています。道場では能力開発センターとして、恒例の新入社員研修会が三月、四月にかけて相継いで開催されます。参加される新入社員は、生長の家の信仰は全く経験なく、緊張して参加されますが、行事の合間に薪割りなどを体験して、気持ちが和らいで行かれます。薪割りは新入社員研修会には欠かせない行事の一つになっています。この研修会で天地一切のものに感謝する真理を学び、登山や薪割り、無限力開発五キロマラソンなどの実践を通して、新社会人として出発して行かれます。複数会社の協賛で開催していますが、毎年参加される会社側の感想意見をお聞きしますと、この研修会に参加した新入社員は、会社を辞める人が少なく、離職率が低いということです。天地一切のものに感謝する真理を学び、霊峰富士山の下で大自然に包まれて、躍動する時、内在する神性が目覚め、不思議な力を自然が与えてくれるような気が致します。日々、富士山を眺めながら生活する私達、新生する新入社員から教えられる思いが致します。道場の菜園では、堆肥を運び入れ、耕して野菜栽培の準備を致します。ジャガイモや里芋の植え付け、大根やキャベツ・白菜の種蒔きなど、近隣教区の人達や道場員総出で、菜園管理に汗する楽しい日々が続きます。道場では、近所の方から依頼され、菜園の耕作面積が広くなったことを受け、近隣教区の皆様にも野菜作りを体験してもらいます。四月に植え付けたジャガイモなどの野菜は、七月に開催される、夏季青少年練成会で、子供達に収穫してもらうようにしています。自然と共に生きる信仰運動を、更に推進してまいります。(2019.03.15.4月号)



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