河口湖だより




河口湖だより平成31年1月号

新年明けましておめでとうございます。輝く平成三十一年のスタートでございます。旧年中は皆様には大変お世話になりました。本年も宜しくお願い致します。平成三十年の師走も押し詰まって冬支度と共に、新春を迎える準備に追われる日々にあわただしく勤しみ新年を迎えることが出来ました。

年末には、道場員の顔も引き締まって忙しく走り回りましたが、新春に安堵した心地でございます。先日は、乾燥した薪を一トン袋に詰めて、生長の家国際本部の家族寮の中で、薪ストーブの生活をされる二〇所帯の方々に配送致しました。道場では秋の台風によって倒木した森林の整理を依頼され、切り出した材木を道場に運び込み、来冬のストーブ用薪に加工いたします。薪割りしたものは、約一年間天日乾燥するために、広場に綺麗に積み込んで並べます。師走になって道場員は、挙って静岡県まで出かけて、孟宗竹林の整理間伐をして、孟宗竹をトラックに満載して運搬致しました。河口湖は寒冷地のため竹が育たないために、静岡県から調達して新春の門松を作り、無病息災の祈りを込めて、近隣教区や近所の方々にお分け致します。十二月の自然体験練成会は約百個以上の門松作りが中心となります。河口湖道場では、門松作りのクラフト工作が恒例となり、近所の方も協力されて、十年間も続けています。今回はどのような出来映えとなるか、携わる道場員も楽しみながら取り組んで、素晴らしい門松が出来上がりました。生長の家創始者、谷口雅春先生は新年を迎える心の準備として「この一年無事に過ごすことが出来た神に感謝致しましょう。御先祖様に感謝致しましょう。父母に感謝致しましょう。夫又は妻に感謝致しましょう。家庭の、又は勤め先の協力者すべてに感謝致しましょう。みんなを心の中に思い浮かべて、しみじみと心の中で御礼を申しましょう。この感謝と懺悔とによって来たるべき新年が、素晴らしくなるのです。」と示されています。ご縁をいただいた全ての人や物、天地一切のものを祝福讃嘆して、今年も精進努力してまいります。



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