河口湖だより




河口湖だより平成30年9月号


合掌、七月初旬には西日本地方では、猛烈な集中豪雨による大災害に見舞われ、二〇〇人以上の方が犠牲となられました。心からお悔やみ申し上げます。そして、日本全土には、記録となるような猛暑の夏となり、熱中症で病院に搬送される人が多く、多くの犠牲者も出ているようです。高地で避暑地で知られる富士河口湖でも、三〇度を超える夏日が続き、日々献労に携わることが多い私達も、水分補給に気をつけて菜園管理などに頑張っています。そのような中、近隣教区主催で「家族で集まる夏季練成会」が開催されました。東京第一教区・山梨教区では、四月に教区の皆様によって植え付けられだジャガイモ・大根などの収穫が行われ、参加者は手に余るほどの野菜を手にして道場を後にされました。登山や収穫などの野外研修に加え、クラト工作では、竹笛や竹とんぼ・ブーメランなどを作って楽しみ、その後には境内地の木陰に特設された三〇メートの流しソーメン設備、子供や大人も童心に返って流しソーメンを楽しんで居られました。おにぎりやジャガイモのふかし、トウモロコシも好評で、河口湖道場ならではの野外行事となりました。この夏の季節、全ての練成会で行われるのが、富士山五合目まで早朝バスで登山して、ご来光遙拝は参加者の楽しみになっています。今年は特に天気にも恵まれまして、全てご来光を拝し、参加者の感動となっています。私も毎回参加していますが、そのたび毎に、違った見事なご来光の光景に感嘆しています。夏季青少年練成会で、子供達が楽しみの一つとしている、カブト虫をお土産に持って帰ること、カブト虫の羽化が六月から始まり、八月には羽化が終わってしまったことが残念でありました。八月初旬の静岡教区練成会までは、間に合いましたが、近隣教区にお配りするまでは至りませんでした。この現象は、自然界の中で異常気象の猛暑を知らせる虫の知らせかとも考えています。大自然に恵まれた河口湖道場の利点を生かして生長の家が提唱する神・自然・人間が本来一体の信仰運動を更に展開してまいります。


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