河口湖だより




河口湖だより平成30年6月号

岩本総務原稿(平成30515日発行 第619号)

合掌 全国的に夏日を思わせる暑い日が続いていることが報道されていますが、高地で避暑地として知られる、富士河口湖町も今年は、日差しが強く感じられます。全国幹部研鑽会に参加した後、私達道場員は総出して、浜松市に信徒が所有される竹林の整理に出かけました。孟宗竹を間伐し、トラックに積み込んで持ち帰りました。そのついでに、筍掘りも楽しみましたが今年は異常気象の影響か、筍が出てくるのが一週間以上早く、ほとんどが二メートル以上高くなっており、食べ頃の筍を探し出すのが苦労致しました。それでもたくさんの筍を掘ることが出来て、ゴールデンウィークに開催する短期練成会参加者の皆様に食していただき、筍三昧料理を喜んでくださいました。菜園では、持ち帰った竹材を利用して、野菜棚のトンネルを作るなど、道行く人々が感心して見て行かれます。道場では、菜園で栽培する野菜が一度の収穫で多くならないように、作付時期をずらして種蒔きや植え付けを行っていますが、三月に植え付けしたジャガイモが、すでに大きく育っています。今年は特に、近隣教区にも菜園作りを体験してもらうために、ジャガイモなど野菜を四月に作付けしていただきました。それがすでに芽が出てまいりまして、広い菜園が大変賑やかになっています。収穫時期が楽しみに待たれます。五月の自然体験練成会では、二月に間伐して準備したナラの木の原木運び出し、椎茸の植菌作業を体験していただこうと思っています。自然は菜園も含めて私達に多くの恵みを与えてくれるものです。それには、私達人間が、自然に目を向けて手をかけて工夫することが大切で、現代の生活は恵まれすぎて、手をかける楽しみを体験することが欠けているように感じます。生長の家が提唱して、展開している自然と共に生きる信仰運動が多くの人々に浸透することを願っています。道場では、自然に恵まれた利点を生かして、新しい文明構築のため、無我挺身してまいります。


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