河口湖だより




河口湖だより平成30年10月号

合掌、ありがとうございます。相継ぐ台風の襲来に各地で

被災された方が多く出ましたが、今年の夏は記録的な猛暑で悩まされました。避暑地として知られる富士河口湖町でも、気温三十度を超える日々が続き、献労に携わる私達も苦労致しました。台風の上陸と共に、秋の気配も深まって、爽やかな季節となりました。道場の菜園では、たくさんの夏野菜が豊作で、ピーマンやナス・キューリなど近所の方にもお配りしています。これから九月にかけて、サツマイモや里芋の収穫も始まり、今から楽しみにしています。汗と土にまみれながら、作付けや除草の諸作業は、重労働の作業となりますが、手をかけることによって、素直に発芽し生長する野菜によって救われた気持ちになります。無農薬で有機栽培の野菜は、健康にも良いということで、近所の方や練成参加の皆様にお土産として、差し上げ大変喜んでいただいています。河口湖道場では、自然体験の一環として、天上山公園の除草整備、登山遊歩道・林道の除草整備など、地域の環境保全活動に取り組み、地元の方からも喜ばれています。登山遊歩道整備は、天上山と三ツ峠山を結ぶ登山道の一部で、林道と天上山公園の約三キロの道程ですが、栗の倒木を利用して、土止めをし、栗の木で杭を作って打ち込みます。栗の木は元来堅い木質で、鉄道の枕木にも使われていました。これから数年は、腐ることなく登山者が安心して通ることが出来ると思っています。九月の自然体験練成会では、天上山に至る林道周囲の灌木払いと側溝の土砂あげ、河口山の育樹などを予定しています。十月は、河口山の間伐、植樹、菜園では玉葱の植え付けを行う予定です。河口湖練成道場では、霊峰富士山を初めとして、素晴らしい環境に恵まれた利点を生かして、生長の家が提唱している、神・自然・人間が大調和する信仰運動を目指して、自然と共に生きる生活を、地域の人々や練成会参加者に伝え、地域の環境保全活動に挺身し、啓発活動に邁進してまいります


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