河口湖だより




河口湖だより令和3年7月号

合掌ありがとうございます。昨年から新型コロナウイルス感染症のために世界中が混沌として翻弄され、富士河口湖練成道場ではコロナ感染予防のために、予定された全ての練成会等を中止する日々が続いています。その中でも、コロナ感染が一日も早く終息して練成会が再開されますように「コロナ感染終息の祈り」と「世界平和の祈り」が連日行われています。

また、道場菜園では各種野菜の耕作は通常と同じように作付けされ、緑々と茂りタマネギやジャガイモなどはまもなく収穫期を迎えます。緑野菜のホウレンソウに小松菜や大根などは、道場の食卓をにぎあわせ、余った野菜は近所の方にもお分けして喜ばれています。

また先日は、道場員の一斉献労日として、毎年近所の方から依頼を受けて行っている原野の草刈りに出かけ、刈払機などを使って、茅などが生い茂る原野を一掃致しました。境内地のツツジなどの刈り込みも、道場員自らの手で刈り込み、すっきりと奇麗になりました。

先月、生長の家本部が主催して行われた、原発ゼロ・低炭素の自然エネルギーを活用し原発ゼロ社会を呼びかける「ノンロック・リレー」において、生長の家総裁谷口雅宣先生が手作りされた「観音棒」のバトンがたくさんの走者に受け継がれ、初日の最終走者から「観音棒」を受け取り祭壇に奉安し、感謝の祈りをささげました。その前日「観音棒」を制作される総裁先生のビデオを拝聴していましたので驚きました。総裁先生は、まきにするような木片に「観世音菩薩」の生命を見事に表現しておられるのです。震えるような心境でお祈り致しました。それから道場では、菜園で育てる野菜などにも、使用する鍬や機械にも仏の命・神の命が宿っていることを観じて、感謝して献労に携わることを心掛け、献労開始、終了時には、祈りの誠をささげるようにしています。

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