河口湖だより




河口湖だより令和3年3月号

合掌ありがとうございます。昨年から新型コロナウイルス感染症のために世界中が混沌として翻弄され、富士河口湖練成道場でもコロナウイルス感染予防のために、予定されていた全ての練成会等を中止して新年を迎えました。私たち屋外の献労に携わる道場員は、菜園周囲に聳え立つ唐松を十数本伐採処理致しました。二十メートルもの高さに生長した唐松のために、菜園の日当たりが妨げられていて、また地元の所有者の方からも依頼されていたこともありました。倒した唐松は、まきにしてストーブ生活をしておられる近所の方にもお分けすることが出来、大変喜ばれました。練成道場で練成会が行われないということは寂しいことですが、一方で練成会に変わる行事として、早朝行事のライブ配信や行事のネット配信が盛んに行われるようになり、参加者も増えてまいりました。今年は、インターネットを活用した「新しい文明」の基礎づくりの信仰運動が中心となってくることと思います。生長の家総裁谷口雅宣先生は、新年のメッセージで「私たち人間は、他者の喜びを見て幸福を感じます。それと同じように、私たち人間は自然を愛する生き方の中に幸福を見出すのです。なぜなら、個人はバラバラで無関係な存在ではないように、人間は自然から分離することはできないからです。そして、それらすべては神の作品であり、神の一部であるからです。私たちはこれからも、神・自然・人間は一体であるとのメッセージとそれに基づく生活法を、広く世界にひろめてまいりましょう」とご教示下さっています。富士河口湖練成道場ではこの冬、三回ほど雪が降りましたが、大雪とはならず暖かい日に恵まれまして、屋外で行うまき割りなどの献労作業も、道場員が明るく頑張ってくれますので助かっています。道場では早朝から終日、新型コロナウイルス感染症終息の祈りを道場員が交代して行っています。一日も早くコロナウイルス感染拡大が終息して、練成会が再開され皆さまと笑顔で再会できる日を信じて、全信徒が一丸となって地上天国実現のために祈りの誠を捧げてまいりましょう。

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