河口湖だより




河口湖だより平成29年12月号

合掌、ありがとうございます。初冬の時節となり、初霜に菜園の野菜も黒ずんで焼けて萎 れているものもあります。地面に穴を掘り、室を作って大根やキャベツ・サツマイモなど 収穫したものを、寒さから保存するようにしています。河口湖道場は、年に十日あまりは、 氷点下十度を下回る日がありますので、その対策は欠かせないものになります。今年は特 に菜園が広くなった事で、大根や白菜・キャベツなどたくさんの収穫が見込まれています。 花壇の花もパンジーやビオラなど、冬用の花に植え替えするために、先日富山から花苗調 達に行ってまいりました。パンジーやビオラの株間には、チューリップの球根が植え付け られます。春の花が楽しみでございます。十月初旬霊峰富士山にも初冠雪が見られていま したが、十月下旬に雪解けで冠雪が見られなくなりました。十一月初旬になって、又冠雪 が見られるようになり、青空に雄大な姿を浮かび上がらせ、毎日その景観を楽しんでいま す。河口湖湖畔の紅葉も今真っ盛りで、多くの観光客で賑わっています。河口湖道場の特 徴となっている、自然体験練成会は、富士五湖巡りのサイクリングロードを行い、参加者 は紅葉真っ盛りの富士五湖の景観を満喫致しました。十二月の自然体験練成会は、年末年 始恒例の門松作りを行います。近隣教区からも問い合わせがあり、昨年は大小合わせて百 個以上作った事もあり、今年も又昨年同様になる事を見越して、寒冷地のために孟宗竹林 が見られない河口湖では、静岡方面に竹の調達をするために、手配をしています。昨年に も増して立派な門松を創作してまいります。年に一回きりの門松作りですが、その都度、 進歩発展する事が大切で、進歩のない旧態依然の門松作りから、少しでも立派な門松にな るように今年も頑張って取り組んでまいります。一方では、冬支度の一環として、山から 材木を切り出し、薪作りも盛んに行われて、このように素晴らしい自然環境に包まれた富 士河口湖練成道場ならではの、各種練成会に皆様のお越しを心からお待ち申し上げます。


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