河口湖だより




河口湖だより平成29年10月号

合掌、ありがとうございます。初秋の候となりました。境内地には、コスモスの花が風に揺れながら咲き誇っています。菜園では、大根やキャベツ・サツマイモなど収穫期となる一方で、秋野菜の種蒔きも終えて、畝毎にたくさんの野菜が芽吹いています。今年は異常気象の一端か日照不足が続き、これらの秋野菜に影響を与えないか心配しながら見守っています。九月の各練成会まで、富士山五合目からのご来光遙拝がが行われますが、今年は天候に恵まれず、ご来光に巡り会わなかったのですが、九月三日のご来光行事では最高の日の出を拝むことが出来ました。参加者一同感動して手を合わせました。九月末に開催される「能力開発繁栄研修会」でのご来光が、今年最後のご来光行事となります。秋の深まりと共に、富士河口湖練成道場は、爽やかで最も凌ぎやすい時節となり、河口湖駅には、富士山登山を目指す観光客であふれています。今年は特に、外国人観光客が多く見られるように感じます。素晴らしい自然環境の中で、九月の自然体験練成会では、天上山の登山遊歩道補修整備と菜園でサツマイモ収穫・秋野菜の植え付けなど予定しています。十月の自然体験は、河口湖山の間伐作業・植林・育樹を予定しています。間伐する樹木は、ナラの木や松の木等ですが道場の冬支度の一環でもあります。ストーブやボイラーの燃料とする薪作りと共に、今年は新たに椎茸栽培にもチャレンジを考えています。恵まれた自然環境の利点を生かした環境保全活動は、道場の使命と感じて、地域に貢献する活動を目指して挺身してまいります。地元の方から依頼され提供された広大な菜園を利用して、手をかけた地産地消の野菜を栽培し、生長の家が提唱し、運動推進している低炭素の食生活を実践しながら、神・自然・人間は本来一体という真理実践を通し、環境保全活動を啓発してまいります。道場員一同、道場を浄め尽くして、各種練成会へ皆様のお越しを心からお待ち申し上げます。


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