河口湖だより






総務  岩本 

 

富士河口湖練成道場境内地も、すっかり春の陽気に包まれました。梅の花も満開となり、桜の花芽もはじけんばかりに膨らんで開花が待ち望まれます。花壇のパンジーもたくさんの花を咲かせ、チューリップも勢いよく萌え立っています。境内地のあちこちには、可憐なクロッカスの花に続いて、タンポポの花も見られるようになり、河口湖の春はいっぺんにやってきます。古来から、タンポポの花は、春を知らせる代表的な花とされ、タンポポが咲くと、冬に使用した暖房器具はしまって良いとされています。そのように賑わいを見せる富士河口湖能力開発センターでは、各社に今年入社された新入社員が参加されて新入社員研修会が開催されています。五日間の行事行事日程で三回に渡って連続して開催されますが、生長の家信仰は全く初めての青年達が、わずか五日間で神の子として天地一切のものに感謝する心になって新生開発し、社会へ飛び立っていかれます。神様のお導きによって、練成会や研修会等の行事は行われていると云うことを実感いたします。富士河口湖練成道場では、この四月から講師やスタッフも入れ替わって新生し、大きく生まれ変わろうとしています。谷口雅春大聖師が、霊峰富士山の下、雄大な神の子を育てんとして、五〇年前に開かれた河口湖道場は、大自然に恵まれた利点を生かし、総裁谷口雅宣先生が提唱される、神・自然・人間の大調和実現に向けて、練成行事の充実発展に努め、自然との共生、人間は自然の一部であるとの自覚を深め、自然環境保全に努める意義を多くの人々にお伝えして、更に精進努力してまいります。霊峰富士山は雄大な姿を示し、無言の説法を説いて私達に神の子無限力の真理を教えてくれています。裏山の天上山に登山した新入社員の研修日誌にもそのことが書かれてありました。河口湖道場員一同、境内地や道場施設を浄め尽くして、各種練成会へ皆様のお越しを心からお待ち申し上げます。




朝の時間を生かそう

            本部講師 宮本十郎

『生命の實相』七巻、五頁に、

私が実に多忙な私生活をもちながら別に「生長の家」の公な仕事が、それほどの負担とならずにできるのは、こうした朝の啓示多き時間を利用するからである。(中略)

愛する誌友諸君よ、諸君自身が「生長の人」であることを欲し、諸君の家庭が「生長の家」であることを欲するならば、この朝の時間を大切にせよ。と示されてある。

わたし(宮本)も道場生活をしながらこのことの大切さを強く感じており、夜は出来るだけ早く床につくようにし、次の朝は早くと心掛けている。起きてから最初にやることは『日々読誦三十章経』のその日の経り言を拝読する。それからは全く自由にし、自由と言っても真理のため自由であるが、…四時になったら二階から下に降り、身支度をして四時半過ぎに道場へ行く。大講堂にはまだ人が来ていないが、そこに坐って、その日に読む『真理の吟唱』か『続真理の吟唱』か『日々の祈り』のどれかを読む(一ヶ月ごとに交代する)。すると自分の心にその内容が理解出来、それから又みんな一緒に朝の行事の中で読む。そうするとその一日が快的に行くことになる。





  

粟野先生撮影

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