河口湖だより






富士河口湖練成道場境内地の梅の花が咲き始めました。待ちに待っていた春の到来を肌に感じ、大地の温もりを実感しています。春の陽気に誘われるように先日山に入り、昨年伐採していたナラの木を運び出してまいりました。山には、まだ少しの雪は残っていましたが、樹木の根元の雪は溶けており、嬉しくなって木を運び出してしまいました。様子を見に行っただけでしたが。いつも感じることは、山道は雪が残っているのですが、樹木林の中、生きて根を張っている樹木の周りから雪解けは始まります。倒木など枯死した木には雪は積もったままです。樹木は地熱を地上に送り、常に生気を発して成長を続けているのだと思います。このような自然の営みを感じながら、自然の恵みに心から感謝いたします。このような現象に感応出来る私達も又、自然の一部であることを実感しながら、自然から学び、自然と共に生活しています。




梅の花に続き、桜の花も開きはじめ、花壇のパンジーも雪の中から目覚めて、可憐な花を咲かせて春を歓迎し、富士河口湖は一遍に春の陽気に様変わりしてまいります。

富士河口湖能力開発センターでは、3月から4月にかけて、3回に渡って新入社員研修会が開催され、多くの若い人たちで賑わいます。生長の家の信仰は全く初めての人たちが、神性仏性を拝み、天地一切のものに感謝する心になって社会へ飛び立っていかれます。わずか五日間の行事でこのように変化し、神の子に変身されるということは、講師の講話や練成道場という現象的機構のなせる業ではなく、神様のお導きによって、練成会や研修会等の信仰行事は行われていると云うことです。
   

霊峰富士山をはじめとして、素晴らしい自然環境に恵まれた利点を生かし、生長の家が提唱しているように、神・自然・人間の大調和実現に向けて、練成行事の充実発展に努め、多くの人々にお伝えして、春の陽気に包まれた富士河口湖練成道場を浄め尽くして、道場員一同と共に皆様のお越しを心からお待ち申し上げます。




  

粟野先生撮影

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