河口湖だより






総務  岩本 

秋も深まってまいりました。私達が草刈りなど管理作業に出かける水田でも、稲穂が色づき頭を垂れて九月中旬から稲刈りが始まりました。真夏日の中で、額に汗を光らせながら勤しんで、辛い思いをした水田管理の草刈りも、今は収穫時期を迎えて喜びに変わります。農家の人もあちこちの田んぼでコンバインの機械を操縦しながら顔が輝いています。一方練成道場では、楽しい練成会運営の合間に、いろんな準備が行われます。布団を干したり清掃したり道場員一丸となって献労します。また、夏に子供達のお土産に持たせたカブト虫の飼育は、今年はモグラに侵されて昨年のようには育ちませんでした。早速来年に向けてモグラ対策を施し、堆肥場の周囲に頑丈なアルミ製のパネルを深く埋め込んで障壁を作りました。アルミパネルも使わなくなったということで地元の方から分けていただきました。まるで、そのために準備されたかのようで、喜んで使わせていただきました。神様は必要なものを必要な時に与えて下さるものだと感謝しています。道場の菜園では、秋野菜が道場員の手によって種蒔かれ、植え付けられています。まさに実りの秋が真っ盛りの境内地でございます。真っ青な秋空に雄大な姿を浮かび上がらせる霊峰富士山にも、冠雪が始まる時節となりました。この時期になると、山の頂付近が紅葉し始めて、頂上付近から紅葉がだんだん麓へと降りてまいります。霊峰富士山に象徴される富士河口湖は、この時期最も爽やかで、素晴らしい景観に誘われるように、観光客も増えて賑やかになってまいります。そのような雰囲気の中で、開催される富士河口湖道場の各種練成会、参加される皆様に満喫していただけることを確信いたします。道場のスタッフも一新し、多彩なゲスト講師をお招きして開催される練成会にどうぞお越し下さい。大自然に恵まれた利点を生かし、自然との共生した一体感を実感いただける富士河口湖練成道場の練成会に皆様のお越しを心からお持ち申し上げます。


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《随想》

  朝の時間を生かそう                 本部講師 宮本 十郎

(朝が早いので、夜はほとんどテレビを見ないことに決めて、充分睡眠をとることにしています。)

『生命の実相』第七巻は生活編であって、十八項目が教示されている。その第一が朝の時間を生かせです。

  大聖師が如何に朝の時間を大切に為されたかがうかがえます。これにならい私のやっていることを申しますと、
  朝起きて、先ずすること、それは『日々読誦三十章経』のその日の言葉を読むことです。

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