河口湖だより






 

自然と共に伸びる運動の発進!

 

 改めまして、新年の幕開けを心からお祝い申し上げます。

昨年は、霊峰富士山の世界文化遺産登録や、生長の家国際本部「森のオフィス」の開所など、変化に富んだいろんな出来事がありました。そして今年は、これらの「自然と共に伸びる運動」が、具体的に実現に向けて行動される発展の年でございます。富士河口湖練成道場では、新春練成会も盛会の裡に終了し、参加された皆様はそれぞれ喜び勇んで光明化運動へご出発されました。

道場では、本格的な寒波襲来を前に薪作りが盛んに行われ、寄せられていた材木を全て整理して、薪の山積みとなり薪小屋に揃えられています。この薪は来年以降に使用するものですが、不思議に豊かな気持ちになり、道行く地元の人々まで賛嘆して下さいます。薪割り現場では、焚き火を囲んでにこやかに話が弾むのも、自然の豊かな恵みに触れた実感だと感じています。一月に山梨教区で開催される生長の家講習会に参加して下さる人も出ています。地元から依頼された山林を間伐などをして整理しながら、自然からのお恵みとして薪や用材の無限供給に心から感謝しています。

一月の富士山練成会では、正月飾りとして作られた門松やしめ飾りを焼却して無病息災を祈念する「どんと焼き」が行われました。今年の門松は最高と好評頂いた門松を解体する時、すでに来春の門松が出来上がります。毎年今年が最高の出来映えをと心に描きながら、手作りすることの喜びを楽しんでいます。一年に一回の催し事、孟宗竹を提供して下さる人、南天や杉の木などを提供して下さった人達に感謝申し上げながら正月の幕を下ろしました。

今年もまた地域に貢献する自然と共に伸びる運動を推進して、国際本部の指導の下、各教区が主催する地方教区練成会と連携しながら、富士河口湖練成道場発展に努めてまいります。素晴らしい大自然に恵まれた利点を活かし、人間は自然の一部であることの自覚を深め、私達道場員一同、更に精進努力してまいります。

 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


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随 想

空気がおいしい

本部講師 宮本 十郎

 

わたしは夜、あまりテレビを見ないことにしている。

そのぶん早く寝るので夜中に目が覚める。

目が覚めると起き上って本を読むとか外に出る。

サッと寒気が全身を包むが、それと共に空気がおいしいと思う。

すぐ裏が天上山で富士山の原始林が近いせいであろう。

深くふかく深呼吸をしてからまた部屋にもどる。