河口湖だより




河口湖だより令和2年4月号

合掌、暖冬と云われる今年の冬も終わりを告げて、春の気配が深まってまいりました。境内地の若草の中に、可憐なクロッカスの花を見つけました。梅の香り漂う中に桜のつぼみも膨らんで、花爛漫の春が待たれます。裏山の天上山を散策すると、コブシの花が一輪二輪と咲き始めていました。世間では、新型コロナウイルス感染のニュースが連日報道されています。富士河口湖練成道場並びに富士河口湖研修所でも、三月に開催する予定の練成会と研修会を全て取りやめることになりました。ウイルスに感染されました皆さまには、心からお見舞い申し上げると共に、一日も早く感染が終息することを心から祈っています。私達道場員は、近隣の方から依頼された山の管理作業に努め、倒木の伐採や、ストーブ燃料・椎茸栽培用のナラの木伐採等を連日行っています。おかげさまで、来冬のストーブ・ウッドボイラーの燃料用薪はすでに確保されました。しかし練成道場の真の目的は、練成会を通じて多くの人々に、人間神の子の真理をお伝えすることにありますので、コロナウイルス感染が終息して、練成会開催が再開されますことを願っています。

境内地の若草や樹木の開花が例年より早く行われると共に、花壇に植えたチューリップの芽立ちも早いようで、いつもより早くチューリップの花が見られそうです。自然は私達に季節の移り変わりなど、いろんなことを教えてくれるものです。菜園周囲の草花は、春野菜の植え付けや種蒔きの時期などを教えてくれます。地元の方は、富士山の雪解けと共に表れる、農鳥が浮かんだらジャガイモなどの植え付けを行うとされていたそうです。今年は種蒔きや植え付けも早くなりそうな予感をしています。これから河口湖道場では、菜園の地作り耕耘を行って、準備を進めてまいります。

素晴らしい自然に恵まれた利点を生かして、生長の家が提唱している、神・自然・人間の大調和する自然と共に生きる信仰運動の真理を伝えてまいります。皆さまのお越しを道場員一同、道場を浄め尽くして、心からお待ち申し上げます。


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