河口湖だより




河口湖だより令和2年11月号


合掌ありがとうございます。新型コロナウイルス感染予防のために、富士河口湖練成道場では三月から予定されていた練成会など全ての行事を中止しています。秋も深まり朝夕すっかり冷え込んで、日中はしのぎやすい日々が続いています。澄み切った秋の青空に冠雪が始まった霊峰富士も雄大な姿を浮かべて、菜園で農作業にいそしむ私たちを見守ってくれています。 この時期、菜園ではサツマイモの収穫や、秋なすやピーマンの収穫などが行われ、タマネギなど冬野菜の植え付け準備が行われています。特に、サツマイモの収穫では、今年は大豊作で、近所の子供たちにも芋堀りを楽しんでもらっています。手探りで大きな芋を掘り当てた子供から歓声が上がり、大人も子供も楽しんで、掘ったサツマイモを袋に入れて持ち帰って行かれました。 道場では、サツマイモや野菜を貯蔵する室を掘り、かやぶきの屋根を作って、冬の寒さから野菜を守るようにしています。近頃では、このような芋小屋や野菜貯蔵用の室をこしらえたりする人はほとんど居なくなったようで、近所の人も足を止めて、感心しながら見て行かれます。先人たちの知恵を学びながら、初めて経験する諸作業に、道場員も楽しみながら頑張っています。

冬支度では、まき作りも欠かせない作業で、来冬のまきストーブ用のまきの材木を山から切り出し、まき割りをして、一年間日干し乾燥致します。 このようにいろんな作業を行うことができるのも、コロナ感染予防のために、練成会開催ができないために行えることであって、感謝しながら楽しんでいます。 しかし練成道場の本質は、多くの人々に〞人間神の子〟の真理を伝えて、神性開発をすることです。そのために一日も早くコロナ感染拡大が終息して、練成会が再開されることを祈る毎日でございます。また早朝行事のライブ配信や講話と行事などのネット配信によって、多くの人々と新たなつながりが広がったことも、コロナ感染によって、得られた大きな


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