河口湖だより




河口湖だより令和元年11月号

十月に襲来した台風19号を中心とした一連の風雨災害によって日本列島各地で甚大の災害が起こりました。被災された皆様に、心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。私達河口湖道場でも長野県の被災地に行き、救済ボランティア活動に参加致しました。そして実際に現地の被災状況を見て、自然災害の大きさに驚きました。河口湖道場では、台風通過後に裏山の天上山の林道に赴き、被災状況を視察しました。礫や折れた枝が林道に散乱していて、さらに林道の側溝が土砂に埋まっていました。そこで自然体験練成会の作業内容を変更して、約三キロの林道の瓦礫除去と側溝の土砂あげを、二日間にわたって行いました。以前、この林道の側溝が土砂でつまってしまい、そこから水が越流して道路反対側の斜面に流れ込んだため、五十メートルにも及ぶ土砂災害が起こり、現在も復旧工事が行われています。このような二次災害が発生しないように、水の流れを良くすることが大切だと思い道場では、毎年一回は林道整備を行っています。この度、被災地復旧ボランティアに出かけ、水害災害の荒ましさを感じると共に、日常生活に於いて水の流れなどに関心を持って見つめて、行動することの大切さを学びました。この後も救済活動の機会がありましたら、参加したいと思っています。

河口湖道場では境内地花壇の夏の花が除去されて、パンジーやビオラにチューリップの球根などが準備されています。十一月の練成会の献労で植え付ける予定です。菜園では、十月にできなかったタマネギの苗が植え付けられます。

十一月の自然体験練成会では、自転車で富士五湖をサイクリングして秋の紅葉を満喫致します。十二月は恒例になっている門松作りのクラフト工作を行う予定です。これから準備してまいります。富士河口湖練成道場では素晴らしい大自然に恵まれた利点を生かして、生長の家が提唱する神・自然・人間の大調和した社会構築を目指し、真理実践となる練成会運営に努めてまいります。道場員一同、皆様のご参加を心からお待ち申し上げます。


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