ついでに買っちゃった、6mm弾仕様のDERRINGER。 一度買ってなくしたものを再度買うのはちょっと間抜けだが、ついでだし、理由もあったのだ。 理由とは例の猿除け対策である。いくら直接狙わないと云えども跳弾が当たる可能性は否定出来ない、目にでも当たったら大変である。 そこで、こいつのヘタレパワーに目を付けた訳である。これなら跳弾が目に当たっても失明なんて事はありえない、願ったり叶ったりである。 ところが、考えが甘かった、水汲みの際には充分役に立つのだが、家の周りに出没する猿共の憎たらしいこと、射程距離ギリギリの所まで近づいて来てこちらを挑発するのだ。 あいつらはホントに頭が良いからムカツク、銃の特徴をことごとく覚えるようだ、持ち出した銃に併せるかのようにこちらとの距離を調整して挑発してくる。 もっとも一度だけ秘蔵の極悪銃でケツに一発撃ち込んでやって以来M4A1を持ち出すと一目散に逃げるようになった。(よい子のみんな真似しちゃダメだよ) ホントはこんなことしてはいけない事は充分に分かっている、だが、一度だけなので許して欲しい、毎日明け方、猿の集団が屋根の上を跳回っていたのだ、安眠を妨害されたのでは黙っていられなかったのだ。 武装無しでは、運動能力の差から猿を追い払うなんて事は出来ないのだ。 かくして極悪銃はクローゼットから解放され空撃ちように玄関横に配備されたのである。でも、空撃ちって銃の寿命を縮めるんだよな、特に改造銃では… |