河口湖周辺の登山 パワースポット
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山梨百名山を目指す方




 富士五湖周辺の登山を計画されている方

 
 
   富士山は日本を代表するパワースポット。その富士山のパワーをもっと身近に感じるためにも、富士登山がおすすめ。
   
   富士山に登れるのは夏だけじゃ無い。
残雪期に山頂を目指せるのはエキスパートだけ。だけど五合目までなら、雪解けが始まる4月末から、雪が降り始める11月までの間は初心者でも行ける。富士山は世界文化遺産。吉田登山道は山頂を目指すための登山道としては世界最古。登山道にはいくつかの遺構が残されている。そんな歴史も感じられる吉田登山道をまずは選びたい。


画像 吉田登山道入り口 左  馬返し 右

吉田登山道入り口は北口本宮浅間神社本殿の右奥にある。そこからさらに奥へ進むと、車道右脇に登山道があり、中の茶屋を経て馬返しにいたる。馬返しの鳥居両脇には猿の石像がある。富士山は申年に生まれたという伝承に倣っている。ここから1合目まで15分。5合目佐藤小屋まで2時間半だ。馬返しまでは車で行ける(駐車場有り)。また、富士山駅からバスでも行ける。スバルライン口五合目まで行けば、バスで帰ることも可能だ。

  
   
   富士山の登山道は5本ある。
吉田、船津、須走、御殿場、富士宮の5ルート。この内、御殿場と富士宮は宝永噴火によって埋もれたため、大正時代以降に再建されたものだ(元も修験道であり、ルートははっきりしていない)。山梨県側は吉田、船津になる。共に歴史は古く、室町の頃にはすでに多くの登山者が登った記録が残っている。ただ、現在船津登山道は2合目から3合目の一部が消失し、また、五合目から頂上までのルートは廃道となっている。山梨県側には、五合目までのルートとして大正時代に拓かれた精進湖登山道がある。樹海を抜け、大室山の脇を通り、3合目からは船津登山道に合流し、御庭、小御岳へと至る。御庭はかつての船津登山道の五合目だ。小御岳は五合五勺。現在はスバルラインの終点となっている。寄生火山群の奥庭や、奥庭から大沢までの御中道歩きにも便利な登山道だ。精進湖からスタートするとかなりの距離があるが、軽水林道を使えばニ合目からの登山が可能となる。


画像 二合目付近 右  奥庭 左

一合目はふじてんスノーリゾート付近。駐車場入り口料金所の右手に林道の入り口がある。駐車場は無いが、路肩に駐車できるスペースはある。林道は冬季閉鎖。例年10月末。すでに樹海の基板をつくる噴火を起こした長尾山を越え、富士山腹の森の中に入る頃。但し、その周辺の森のほとんどは植林。御庭〜奥庭付近にはコメツガ、シラビソなどの落葉針葉樹が多く紅葉が美しい。

   
 
   
   
  富士山の神社と言えば『冨士浅間神社』
本宮は富士宮市にある。山梨県側の北麓地域にもたくさんあるが、主要五社とされている。御室、河口、北口、小室、山中だ。それぞれ、個性的な祭りを持っている。北口は「火祭り」、河口は「稚児の舞い」、山中は「山中明神安産祭り」、御室と小室では流鏑馬が奉納される。
御室浅間の歴史は富士山の社としては最も古く、699年に二合目に奉斎されたのが始まりとされる。その後958年に礼拝や祭りをしすいように、河口湖畔にあった勝山里宮の向かいにご神体を分祀して作られた。小室もまた、神社には珍しく御祭神である木花咲耶姫を模した本尊(非公開)をご神体とし、60年に1度召し物を着替える神事「御更衣」が、北口本宮との間で執り行われる。

ここでは小御岳神社と山神社を紹介する。
左 小御岳神社  右 新屋山神社

小御岳は木花咲耶姫の姉である磐長姫を、山神社は父である大山祇大神を祭る神社である。静岡県側では雲見浅間神社と三島大社になる。小御岳は古富士の別称で、現在のスバルライン五合目がある、富士山北側の出っ張りの事を言う。その五合目に小御岳神社がある。麓の富士吉田市内に里宮があるが、あくまで冬期参拝出来ない時のためのもので、本殿が小御岳であり、いわゆる奥宮ではない。
山神社は無数と言えるほど存在するが、山梨県側で有名なのが「公家行列」を行う本栖山神社と富士山の二合目に奥宮を持つ新屋山神社である。新屋山神社の奥の宮は吉田登山道の中の茶屋より左側の滝沢林道に入る。林道は4月末から11月初旬までの通行。

   

   
   
   
   
   
   
   
   
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