河口湖だより令和7年7月号
今年も梅雨入りの季節を迎えました。今年の梅雨は空梅雨と思わせるような降雨が少なく、晴れの日が続いています。
富士河口湖練成道場では、道場員たちが菜園管理などの作業に従事して汗を流しています。また、地域社会への貢献の一環として天上山の林道の側溝清掃や整備を定期的に行っております。道場員たちは心して地域に貢献させていただいています。先日は、道場周辺地で刈払機を使用した草刈りを行い、ご近所の方々に大変喜ばれました。
道場周辺地だけでなく境内地にもいろいろな草が生えてきます。これから農業用の機械を使用することが多くなりますので、道場員は機械の整備を行い安全対策などの訓練を行うことが大切な日常の業務となっております。
さて富士河口湖道場が管理している菜園では、ジャガイモやニンジンに白菜などが順調に育っており、携わっている道場員たちが喜びの声をあげております。
さらに今年はつる野菜用の竹製アーチ型トンネル支柱を例年より、制作する数を増やして、菜園に設置しました。そしてモロッコとインゲンの種まきをし、キュウリとゴーヤの苗を植え付けました。その他には、サツマイモの苗の植え付けを行っております。
また、本部練成道場(飛田給)との合同農業指導勉強会が行われ、本部職員の指導通りにトマト・ナスの混植という農法を実践しました。さらに、互いに助け合って生育する相性のよい植物同士を植える〞コンパニオンプランツ〟の実践として、ネギ・ニラ・パセリを植え付けました。
富士河口湖道場境内地の花壇では、チューリップやパンジー・ビオラなどの花が咲き終わり道場員の手で花壇に新しい花苗が植え付けられました。昨年同様、これらの花苗は地元の花屋さんが道場境内地に植えるのにちょうどいい花苗を用意してくださいました。このように富士河口湖道場では菜園や花壇に四季折々の野菜や花が植えられて、道場の前を歩いていく近所の方々の目を楽しませています。
この時期富士河口湖町では、汗ばむような陽気を感じる日があれば、真逆の肌寒さを感じる日もあります。
文末ではありますが、梅雨寒の時節柄、風邪など召されませぬよう、どうぞお健やかにお過ごしください。
(令和7年6月12日)