河口湖だより




河口湖だより令和6年2月号

合掌ありがとうございます。

大寒を迎え、寒さが厳しさを増していると思われますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。 

今年は新年早々から心穏やかに過ごせない正月となりました。元日には、石川県能登地方に最大震度七を観測した地震が発生し、多大な被害をもたらしました。百人以上の方が亡くなられ、多数の安否不明者がおられるそうです。亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げるとともに被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。そして、一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

二日には日航機が羽田空港に着陸後、海上保安庁機と衝突事故を起こしました。この事故で犠牲になられた海上保安庁職員とご家族の皆さまに対し、深い哀悼の意を表します。また、負傷されました方々の早期回復をお祈りするとともに、関係者の皆さまにお見舞い申しあげます。幸いにして日航機の乗客に死者は出なかったそうです。その報道を見た時、本当に安堵いたしました。日航機乗務員の皆さまの、日頃訓練した成果だったと心から感謝いたします。

このような自然災害や事故は私たちの身近なところでも起きる可能性があるわけですから、お互いに気をつけて生活しなければならないことを実感いたしました。今年の冬は暖冬といわれていますが、まだ本格的な冬はこれからだと思いますので、気を引き締めて防寒対策に取り組んで行かなければならないと思います。

さて、富士河口湖町では河口湖駅付近に連日多勢の観光客が集まって、富士山に向かってカメラを向けてシャッターを押している姿が見られます。富士山は、観光客にとっても心のよりどころとなるのでしょう。毎日富士山を眺めて生活している私たちは、改めて富士山が有り難い存在だということを実感させられます。

富士河口湖練成道場では、練成会は未だ開催されていませんが、今年の春までには何とか開催できるように願っています。道場の目前に聳える霊峰富士も練成会開催を待ち望んでいるような気がします。なお、幾つかの制限を設けて日帰りの対面行事を開催しています。本誌の注意事項をご確認の上、どうぞご参加ください。

末筆ながら、寒冷のみぎり、くれぐれもお体にはご留意ください。