河口湖だより令和6年11月号
朝晩の冷え込みが感じられる時期になったと思いますが、お元気でお過ごしでしょうか。
富士河口湖町では、9月下旬から曇り日が続き、加えて雨が降る日が多くて涼しかったのですが、10月に入ると、朝晩がかなり寒く感じるようになりました。
道場員たちは体調管理に気をつけながら、境内地の管理と菜園の耕作を行っています。これからサトイモとサツマイモの収穫が始まります。道場員たちは、汗を流しながら収穫作業を行っております。
さらに今年も富士河口湖練成道場では、冬を迎えるための準備を少しずつですが、始めています。
まず、先月から始めたタマネギの育苗ですが、畝立てをしてからタマネギの種をまいた後に、畝の上に竹を加工して作ったトンネル支柱を設営して、寒さ対策をしました。このまま十月末まで育苗をして、タマネギの苗を菜園に植え付ける予定です。おそらく実際にタマネギを収穫するのは、来年5月以降になると思われます。その他にも菜園では、ダイコンやホウレンソウの種まきが行われて、順調に育っています。
さらに年末恒例の門松作りの準備も始めています。富士河口湖町は、寒冷地のためか竹林が少なく、門松作りに十分な量の竹を入手する事が困難であるため、毎年、近隣の県から竹などの材料を調達しています。そのため近隣の県の竹林に視察に行く予定です。今年も素晴らしい門松ができると思います。
また先日、道場員たちと道場の近隣の方から依頼された草刈りをするために、富士河口湖町にある私有地に行ってきました。皆で一所懸命に草刈りを行い、奇麗に切り取る事ができました。他にも道場周辺の土地の草刈りなども行っています。このような地域貢献を通して、地域住民の方たちとの心の交流を今後も続けてまいりたいと思います。
現在、富士河口湖道場では練成会を中止しています。ただし、幾つかの制限を設けていますが、日帰り行事は開催しています。本誌の注意事項をご確認の上、どうぞこちらにご参加ください。
末筆ながら、寒露の折から、くれぐれもおからだにはご留意くださいませ。
(2024年10月6日)