河口湖だより




河口湖だより令和6年10月号


合掌ありがとうございます。今年、富士河口湖町では7月、8月と真夏日が続きましたが、9月に入ると朝夕は肌寒さを感じるようになり、過ごしやすい日々が続いています。

 現在、富士河口湖練成道場では練成会はいまだ開催されていませんが、道場員たちは境内地の管理と菜園の耕作を体調管理に気をつけながら、一所懸命に行っています。

 この間、タマネギの育苗を始めました。菜園の土を耕耘機で耕し、畝立てをしてからタマネギの種をまきました。10月末まで育苗をして、それから育ったタマネギの苗を菜園に植え付けます。タマネギの収穫は来年の5月以降になる予定です。

 その他に菜園では、サツマイモやサトイモなども作付けされていて元気に育っています。

 以前は猿と猪や鹿の被害(食害)を受けて失望することもありましたが、近所の方から勧められて、番犬として犬を飼い始め、さらに侵入防止用の柵を設置してから、動物の被害はほとんどなくなりました。もちろん犬は毎日散歩させなければなりません。そこで毎日、道場周辺に犬を道場員たちが交代で散歩に連れて行ってくれています。

 先日は、道場員たちと富士河口湖町内で、道場の近隣の方から依頼された草刈りをさせていただきました。今年は草の伸びが早く、ススキなどの草丈の高い植物が、私たちの背丈以上になっていましたが、刈払機を使って、奇麗に切り取る事ができました。他にも、道場周辺の土地の草刈りなども行っています。このような地域貢献を通して、地域住民の方たちとの心の交流を今後も続けてまいりたいと思います。