河口湖だより




河口湖だより令和6年1月号

合掌ありがとうございます。

師走となり富士河口湖町の山々も色づいて紅葉に染まって色鮮やかに私たちの目を楽しませてくれています。

今年は例年に比べて気温も高めということで紅葉の時期も遅れましたが、師走になって色鮮やかに私たちの目を楽しませてくれています。富士河口湖練成道場では、年末に向けて恒例の門松作りが盛んに行われています。道場には、所有する山林・竹林はありませんので、今年も、静岡教区の信徒の方にお願いして、門松に使用する孟宗竹や杉の葉を調達致しました。

また、中型の門松に使用する真竹は、地元の方にお願いして分けていただき、立派な門松が出来上がりました。トラックに満載して持ち帰った孟宗竹は道場員の手によって門松に加工して楽しく門松作りが行われ、境内地を通って行かれる地元の方たちが感心して称賛して行かれます。今年は、大小合わせて、百個以上の門松を作る予定で、道場員のみんな力を合わせて楽しく、頑張っています。出来上がった門松は、近隣の人々にお配りする予定です。

道場では、コロナ禍の影響で練成会等の行事は未だ開催されていませんが、道場員たちは、開催される日を楽しみに、皆さまとの出会いを心に描きながら頑張っています。本来なら年末のこの時期、新春練成会で皆さまとお会いできることを楽しみにして準備しているのですが、致し方無いですね、今年はこのような状態です。

道場菜園では、里芋やサツマイモに大根などが収穫され、食卓をにぎわせています。

境内地の花壇には、富山県で花苗を栽培されている方から買い付けして取り寄せたパンジーやビオラがかれんな花を咲かせて皆さまのお越しを待っています。

道場の正面に聳える霊峰富士にはうっすらと雪が積もり外国から来られた観光客の人たちは、歓声を上げてカメラを向けて喜んでおられます。富士山は富士河口湖町にとって大きな宝物だと実感致します。例年ならば、十二月には真っ白な雪化粧が見られるのですが、今年は暖冬といわれていますので、ちょっと残念な気が致しますが、それでも富士山は日本一の御山です。