河口湖だより




河口湖だより令和5年11月号

日増しに秋が深まり、朝晩は肌寒さを感じることが多くなったと思いますが、お元気でお過ごしでしょうか。この原稿は十月上旬に書いています。富士河口湖町では、九月中は曇り日が続いて、涼しく過ごしやすい日が続いていました。十月になり秋が深まり、朝晩がかなり寒くなりました。富士河口湖練成道場では、冬を迎えるための準備を少しずつ始めています。

まず、年末恒例の門松作りの準備が始まりました。先日は、静岡県の信徒の方が所有する竹林(門松に使用する孟宗竹)を道場員たちと一緒に視察にまいりました。富士河口湖町は、寒冷地のためか竹林が少なくて、門松作りに必要な量の竹を入手する事が困難です。そのため毎年近隣の県から、竹等の材料を調達しています。おかげさまで、今年も立派な竹林に巡り合わせていただきました。素晴らしい門松ができると期待しています。

また、道場の菜園では里芋の収穫に加え、これからサツマイモの収穫が始まります。道場員は汗を流しながら収穫作業を楽しんでいます。 

○神の子の自覚が深まる道場生活

さて、道場員の生活は、毎朝の早朝行事でまず神想観を実修し、聖経『甘露の法雨』や『万物調和六章経』などを読誦することから始まります。さらに早朝行事後には感謝行を致します。自らの心を浄めてから、自らの職場、生活の場である道場の清掃を感謝の気持ちを込めて行います。これらを毎日繰り返し実践することで、神の子の自覚が深まり、喜びいっぱいの人生が展開していきます。

十月上旬には、一人の長期研修生が三カ月間の研修を終えて、道場を旅立ち帰宅しました。研修生活の中で、これまで経験してこなかったことを道場で経験し、成長したと思います。これからの活躍に期待しています。

 現在、富士河口湖練成道場では、コロナ禍の影響で練成会を中止しています。ただし、幾つかの日帰り行事は開催しています。本紙の注意事項をご確認の上、どうぞ、こちらにご参加ください。

末筆ながら、朝晩の冷え込みが少しずつ厳しくなってくる時期ですので、健康にはくれぐれもご留意ください。